【ご回答】パーソナル・コーチングの期間の差について
先日、ある方からパーソナル・コーチングについてのご質問がありました。
とても良い質問だと思ったので、全体に共有しておきたいと思います。
Q.6か月コース、12か月コース、15か月コースと3つのコースがありますが、期間の違いを設けているのはなぜですか?
A.クライアント様が場の共有をどれくらい持ちたいかを選択できるようにするためです。
基本的にパーソナル・コーチングを6か月で行っているコーチが多いと思います。
なぜかといえば、おそらく師匠にあたるコーチがその期間でコーチングを行っていて、自身がその期間でコーチングを受けたからだと思います。
そういうこともあり、自分がコーチとなり実際パーソナル・コーチングをやるぞとなった場合、師匠のコーチと同じ期間でやるのが妥当だという認識なのだと思います。
正直なことをいえば、私も6か月で十分だと思っています。なので、よほどの理由がない限り私が提供するコーチングも6か月をおすすめします。
ただ、勘違いしてほしくないのは、この6か月という期間でコーチングの恩恵を受けることはできますが、自己変革ないし自己実現ができるかどうかは別の話となります。
なぜなら、コーチングは変わるためにあるわけではないからです。
コーチングは自由意思を獲得するツールです。
自由意思というのは、ここではありのままで未来のゴールを達成するために、自分で自分の道を決めていくという感じで理解してくれたらと思います。
コーチングを受けるというのは、この自由意思を獲得するための土台作りということもできます。
もう一度確認しておきますが、コーチとは、簡単にいえば、クライアントのスコトマを外し、真のゴールを見つけるお手伝いをする人のことです。
どこにも自己変革や自己実現をさせるとはいっていませんよね。
ただ、コーチングを受けている最中にゴールが見つかる人もいて、それによって身の回りが大きく変わることが起きたり、これまでにありえなかったことが起きたりすることはあります。
コーチング期間中に付随的効果として何らかの大きな変化が起きる方が出てくるのは、ブリーフシステムが書き換わったり、抽象度が上がったりしたからです。
この部分だけを見れば、自己変革や自己実現が起きているといえるかもしれませんが、これにも個人差は出てきます。コーチングを受けて時間がたったのちにゴールが見つかる人もいます。
じゃあ、すぐに結果が出ないかもしれないのに、コーチングを受ける意味なんてあるの?という疑問が出て来るはずなのですが、コーチングを受ける大きな意味は、コーチの圧倒的なエフィカシーに触れることにあると思います。
エフィカシーは情報として人に伝染します。
エフィカシーが高まると、コンフォート・ゾーンは広がります。
抽象度が上がり、エフィカシーが上がり、コンフォート・ゾーンが広がっていく先に、あるときふわっと真のゴールを見えてきます。
この状況を自分で体感するには、ハイエフィカシーな人とどれだけ場の共有をするかということが大事でもあるのです。
こういうこともあり、3つのコーチング期間を設けています。
つまり、私と個人的にハイエフィカシーな空間を多く共有したいと思うならば、一番期間の長い15か月を選択すればいいですし、そこまで必要ないと思えば、6か月でもいいのです。
なお、コーチング期間が終了しても僕との縁起は切れませんし、私が所長をつとめるコーチング研究所に参加すれば、新しい仲間にも出会えます。
※私が提供するコーチングの受講特典としてオンラインサロン「コーチング研究所」に入会できるというのがあります(しかも、ずっと無料で参加できます)。コーチング研究所では、日々サロンメンバーたちとエフィカシーや抽象度を上げる挑戦をしています。これらを体感できる場所を常に用意しておくことで、よりおもしろい効果が生まれると思い活動しています。
※コーチング研究所は、パーソナル・コーチングを受けていない方でも誰でも気楽に参加できます。詳細は、コーチング研究所のページをご覧ください。
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