コーチングサミットを前に考えたいこと
最近のコーチング関連の投稿(アメブロやYouTube)を読むとネガティブなの?と思われている方がいるかもしれないので、少し説明したいと思います。どう捉えるかは自由ですが、僕らが言いたいことはただ一つ。コーチングが素晴らしいものと思うなら、より一層の学びが必要ということです。
つまり、まだまだ学ぶ楽しみがたくさんあるよね、と考えたら良いと思います。抽象度を高くしてみれば、分かることだと思います。コーチングで人生変わった人は多いです。 僕もそのひとりです。きっと、なんらかの認定をもっているコーチも、コーチングによって人生が変わったんだと思います。だからこそ、その価値に気づき、広げる運動をしているのだと思います。それは、ビジネスとしての形かもしれませんし、別の形かもしれません。
コーチは全知全能ではありません。だから知らないこともたくさんあるし、間違えることだってあるし、経験値によって知識の開きがあるのは仕方のないことです。だからこそ、コーチングの素晴らしさを広げつつも、危機感についても考えた方がよくない?と思うわけです。
そういえば、今月の14日はコーチングサミットが開催されますよね。僕のブログを読まれる方は、きっと苫米地英人博士のブログも読まれているかと思います。博士のブログの一部を引用しますね。
もちろん、私もプロコーチとコーチングに興味ある人の両方に有用な話をするつもり。コーチングに関わる広く誤って伝えられているラポールとコーチングの関係についても多くのプロが勘違いしていることについても正すのでしっかり聞いて欲しい。
もちろんクライアントにとっても重要な話。10年かけてコーチングを日本に普及させるのに貢献したが、自己流の誤った知識が流布されてるのも事実。間違ったコーチングは受けない方がいいぐらいの弊害がある。そして、正当なコーチングの効果は桁違いに大きいことはもっと理解されていい。
引用元:http://www.tomabechi.jp/archives/51568083.html
この部分を読んでどう思いますか。別に、今にはじまったことではないですし、結構前から危惧されていたことではあります。もちろん、この責任は良くも悪くもすべてのコーチという肩書を付けている人にあると思います。コーチング業界全体で考えるべきことだと思いますし。
そして、苫米地英人博士がこういう発言をした意味、こういう発言をさせてしまったと考え方がいいでしょうか、これを多くの方がどう考えるかですよね。何の問題もないっしょ!未来は明るいぜ!と言ってしまってよいのか。そりゃ、そう言えるあなたにとってはそうかもしれないけどねって話です。
でも、なぜ博士の発言にあるようなことが起きるのかっていうと、 それは過去に投稿した動画とかでも話しているので、ぜひ見つけてほしいなと思います。まぁ、探すのめんどくさいですよね。なので、簡単にいうと、コーチングに興味がある人が増えるとともに本を2,3冊読んで、キーワードを繋げて話せば、なんとなくコーチングというものが語れるようになってしまったということ。コーチングの評論はできるけど、実際、実践をしているかっていうと???な方が多いってこと。博士の著書にあるワークをやっていない方も、結構いるそうです。僕はこの辺りにあるんじゃないかって思っています。
それと、読書会をやる意味でも語られていますが、コーチング理論の背景知識が足りないということです。要するに、コーチングに対する深い教養がないということです。この部分に一足先に気付いたコーチは、学びを深めていますし、発言等を読めばわかりますよね。
結論をいえば、コーチングは奥が深いってことなんです。なので、危機感というと良くないイメージが湧く方もいるかと思いますが、コーチであるならば、まだまだやることがたくさんあるよね~ってことです。それとクライアント目線で考えると、正直、コーチの学習量がどんだけあるかとかどうでもいいです。むしろ、この人からコーチング受けたい!そう思えるかどうかですよね。でも、間違ったコーチングを受けないためにも、やはり教養の深いコーチがたくさんいればそれに越したことはないと思うので、僕自身コーチとしてまだまだ上を目指してやっていきたいと思います。
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